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コロナウクライナは10年 西村晃

2023年6月 7日

ロシアとウクライナの戦争はウクライナ側をNATOや日本が支援することにより、ウクライナが負けて終焉する可能性は考えられなくなっている。

さりとてウクライナが攻め込み、たとえモスクワを制圧するほど攻め込んでもロシアは広い国土を逃げて逃げて決して降参とは言わないはずだ。


かつてナポレオンやヒットラーの戦いに耐え抜いたように反転攻勢を信じる国民だ。


つまりこの戦争は終わらないということだ。


唯一可能性はロシアの内紛だろう。


また長期間の戦いの後停戦しても、ロシアの西側への憎しみは消えないし、ウクライナも同様だろう。

そしてロシアはたとえ今回失敗しても数百年後にクリミア半島をいつかロシア領にして見せる、バルト三国だってもともとはうちのものなのだというピョートル大帝以来の領土的野心は消えない。

再び軍事力強化に走るはずだ。


それを見ている中国や北朝鮮のことを考えると暗くなる。 


4年前私はコロナは全治5年と言った。


最初は半年で収束という意見が大勢だった。


すでに4年目、観光客や日常の消費者活動は戻りつつあるとはいえコロナ融資焦げ付きの倒産拡大などもあるし、国民がマスクを外して普通の暮らしに変えるにはあと一年、つまり5年の時間は必要だったと思う。


そしていま「コロナウクライナは全治10年」と言い方を変えている。


いや、この10年でも地球から災厄が消えるにはまだ時間は足りないとみる。


つまりインフレ要因、資源枯渇要因などは当面消えることはないということだ。


それを踏まえて経営にあたるべきだ。