14年目の誕生日

2025年4月 3日
戦後80年の節目

2024年12月25日
2025年のキーワード 昭和100年、内外前後左右上下、八方注意怠れず

2024年10月23日
住宅事情激変の予兆

2024年8月26日
スマホが滅ぼしたもの


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14年目の誕生日
2025年4月18日
今日は誕生日である、と言っても私ではない。
2011年4月18日、「GS世代研究会」が発足した。
「GS世代」とは私が本で紹介した造語で、ゴールデンシクスティーズ、「黄金の60代」という意味だ。もちろんそこには「グループサウンズが好きな世代」という意味も掛けている。
2011年と言えば、戦後のベビーブーム世代が60代になり退職年齢に達する頃だった。退職金も入り住宅ローンも完済、子育ても峠を越えてようやく豊かな時間と、少しばかりの余裕資金を持つ頃で、これからしばらくは彼らがどんな消費行動をとるかが重要なマーケティングのポイントと、「GS世代攻略術」という本に書いた。すると多くの賛同者が集まり「GS世代研究会」という勉強会を作ろうということになった。
最初の発起人会が開かれたのが2011年4月18日、六本木のハリウッド化粧品の会議室に22の企業と自治体が集まった。マスコミにも取り上げられ会はみるみる成長してゆく。特徴は多くの自治体と、大企業と地方の中小企業が一堂に会したこと、意外にこういう会はないものだ。最盛期自治体と企業数は400を超えた。
「GS世代研究会」はシンポジウムや分科会、見学会なども開催しつつ、ショッピングセンターなどでの販売会、カタログ販売、クルーズなど様々な活動を展開、特に「歩き愛です(あるきまです)」と名付けたウォーキングイベントは自治体が開催し、「GS世代研究会」の企業がたくさんの参加賞を用意して全国150か所以上で開催する盛り上がりを見せた。
残念ながらコロナ禍でそうした活動は途切れてしまったが、いまも事業会社「グッドセレクト」を窓口に細々ながらマッチング活動を行い、高齢者マーケティングのお手伝いをしている。
14年前の「GS世代」は今年ほぼ全員が後期高齢者となり、日本経済は明らかに縮小傾向をたどってゆく。アメリカの保護貿易主義への傾斜もあり、日本は内外ともにブレークスルーが求められている。
